英国好きoldyorkerの日記です。書評・仕事・投資など。
過去記事の一覧です。ご覧になりたい記事からどうぞ。書評は5段階の★の数で表示。

■投資・ビジネス
★★★★★FXの教科書 松田哲
★★★★★インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング 金森重樹
★★★★★1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法 金森重樹
★★★★★普通の人がこうして億万長者になった――1代で富を築いた人々の人生の知恵 本田健
★★★★★ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 本田健
★★★★★藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門
★★★★★私の財産告白 本多静六
★★★★★タダで自宅を手に入れるスゴイ方法
★★★★投資で浮かぶ人、沈む人 松田哲
★★★★外貨崩落 生き残る人は知っているもう1つのシナリオ 松田哲
★★★★お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」
★★★★お金の現実 岡本吏郎
★★★★28歳からのリアル(マネー編)人生戦略会議
★★★★世界にひとつしかない「黄金の人生設計」
★★★★小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略
★★★★ホントは教えたくない資産運用のカラクリ (1)(2)(3)安間伸
★★★★仕掛け、壊し、奪い去るアメリカの論理 ~マネーの時代を生きる君たちへ~ -原田武夫の東大講義録-
★★★★FX革命! 南緒
★★★★これ以上やさしく書けない金投資入門―“2000ドルへの大相場”をとらえて資産を殖やそう!
★★★★幸せな経済自由人の金銭哲学 マネー編 本田健
★★★★会社にいながら年収3000万を実現する―「10万円起業」で金持ちになる方法 和田秀樹
★★★★図解でわかる海外ETFのかしこい儲け方
★★★★着物トレーダーを卒業せよ 陳満咲杜の為替の真実
★★★★ネットの先取り商法―これから儲かるお店&会社はここが違う! 平賀正彦
★★★★なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方 藤沢数希
★★★★夢と幸せを実現するお金のつくりかた 逢坂 ユリ
★★★★副業はサラリーマン-年収3000万円、資産1億円超を実現した私の投資法 石川臨太郎
★★★ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ ジョージ・ソロス
★★★カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法 ~仕事と人生に効く「問題解決力」が身につく20の方法~ 岡本吏郎
★★★借金国家から資産を守る方法―資産防衛のプロだけが知っている!
★★★藤巻健史×成毛眞×松本大 トーキョー金融道
★★★お金と時間の自己投資学 和田秀樹
★★★投資リッチの告白 上条詩郎
★★★マネーの未来、あるいは恐慌という錬金術──連鎖崩壊時代の「実践・資産透視学」 松藤民輔
★★会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方―確実に儲けを生み出し続けることが、お金持ちへの第一歩
ファイナンシャルフリーを目指す!投資勉強会

■国家財政・政策・霞が関・公務員
★★★★★隷属国家 日本の岐路―今度は中国の天領になるのか? 北野幸伯
★★★★★構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌
★★★★「学校裏サイト」からわが子を守る! 安川雅史
★★★★大変化 伊藤元重
★★★★さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白by高橋洋一
★★★★日本国債 幸田真音
★★★脱藩官僚、霞ヶ関に宣戦布告! 江田憲司ほか
★★★霞が関をぶっ壊せ! 高橋洋一
★★★大英帝国衰亡史 中西輝政
★★★霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」 by高橋洋一
★★★ヒラリーをさがせ! 横田由美子
★★★日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日 ベンジャミン・フルフォード
★★★燃える氷 高任 和夫
★★★官僚国家の崩壊 中川秀直
★★★世界を不幸にするアメリカの戦争経済 イラク戦費3兆ドルの衝撃 スティグリッツ
★★★日本破綻―デフレと財政インフレを断て 深尾光洋
★★★解体されるニッポン ベンジャミン・フルフォード
★★★ベンジャミン・フルフォードのリアル経済学
★★公務員の異常な世界―給料・手当・官舎・休暇
★★破綻寸前!? 国のサイフ 家計のサイフ 荻原博子
食糧危機Q&A 石油で作るコメ、切迫している日本の食糧危機 ≪私の試算・日本の食糧供給力は3000万人分≫
勝間和代さん講演会に行ってきました!

■仕事術・読書術・効率性
フォトリーディング講座を受講しました
フォトリーディングその後
★★★★★効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 勝間和代
★★★★★勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
★★★★IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣
★★★★2分以内で仕事は決断しなさい―スピード重視でデキる人になる! 吉越浩一郎
★★★★決断力 羽生善治
★★★脳を活かす勉強法 茂木健一郎
★★★結果を出して定時に帰る時間術 小室 淑恵
★★★【超】WORK HACKS! 小山 龍介
★★★本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである!
★★★READING HACKS!―読書ハック! 超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣 原尻 淳一

■成功法則
★★★★★成功者の告白by神田 昌典
★★★★★非常識な成功法則 神田昌典
★★★★★夢をかなえるゾウ 水野敬也
★★★★変な人が書いた成功法則by斉藤一人
★★★★斎藤一人 人生の問題がスーッと解決する話―「好かれる習慣」「成功の口癖」…たった30秒!

■英語学習・英国大学院留学
★★★★★TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道 杉村太郎
★★★★★英単語・熟語ダイアローグ1800
★★★★★えいご漬け
audibleで英語教材学習

■精神世界・スピリチャル
★★★★★神との対話―宇宙をみつける自分をみつける
★★★★★生きがいの創造 2
★★★★さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる

■健康
★★★おいしいハンバーガーのこわい話 エリック・シュローサー
万歩計で歩く!

1日10,000歩のウォーキング!
二郎はラーメンではなく二郎という食べ物なのだ。

■その他・未分類
近くて遠い島(国後島上陸記)
羽生、50年に1度の大逆転 将棋名人戦2勝1敗に
ノートPCにも書中見舞いを申し上げます。
PanasonicのレッツノートW7(ノートPC)を注文する
John Lennon Museum(さいたまスーパーアリーナ内)
★★★★★恋はデジャ・ブ(Groundhog Day)
★★★★★Join with Us/ The Feelilng (MUSIC)
★★★紅茶を注文する方法 土屋賢二

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非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣

評価(5段階評価):★★★★★


だいぶ前に読んだ本。


一時期、神田昌典氏の本にはまって、以来ほぼ全ての著作を持っている。

彼の経歴は外務省→経営コンサルタントだ。

中小企業のマーケティングコンサルではカリスマ的存在。


この人の著作の特徴として、

キレイゴトを全然書かない。

「まずはお金持ちになろうよ。「心の成長」はその次でいいからさぁ。」

と言い切ってしまうところがスゴイ。


紙に書くと夢を実現する。とわかっている人は多いと思うけど、

実際に実行している人は驚くほど少ない。


そして、紙に書くにもコツがある。

「やりたいこと探し」の前に、「やりたくないこと探し」を勧めるのはそのためだ。


成功している人は、みんな紙に夢(目標)を書いているみたい。

私も、遅ればせながら書いている。

それを眺めているといいアイデアがうかんできたりして、少しずつ目標に近づいている。

・・・気がする(笑)


あなたは、書いてますか?




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人事異動の内示があり、7月1日より下記に関する仕事をするようになりました。

http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20374804,00.htm
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藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門

評価(5段階評価):★★★★★


米系モルガン銀行の伝説のディーラー、藤巻健史氏の著作。


モルガン銀行時代は、バブル後の日本経済の長期停滞と、

それに伴う金利の低下(すなわち債券価格の上昇)を予測し、

債券(日本国債)を買いまくってモルガン銀行に多額の利益をもたらした。


と、このように簡潔にまとめると味気ないが、氏はむしろ

海外で名が売れている。

あのジョージソロスから請われてアドバイザーになったほどの腕前である。

(しかし、ジョージソロスからはその後事情あって解雇されている。)


藤巻氏はこのように金利のプロである。


その藤巻氏は、今後について

・インフレ

・円安


を予想し、インフレ対応型資産を持つべきだとする。

具体的には、固定金利でお金を借りてせっせと株と土地と外貨建て商品を買っているという。


氏は基本的にファンダメンタルズを重視した長期投資派なので、

最初は含み損を多く抱えることもある。

しかしそれでも最終的に利益を出してきたのが伝説たる所以である。


私は藤巻さんの本が大好きなので、著作はほとんど全て読んでいるが、

どれを読んでもはっきり言って同じような内容が繰り返し述べられている(笑)

しかしそれでも買い続け、読み続けるのはただのファンだからである。

そして、同じ内容だとわかっているのに最新刊が出ると買ってしまう。


氏のおとぼけたユーモアも好きで、「プロパガンダ」だと思いながらも

ついついまた読んでしまうのである。


ついでに言うなら、私は外貨投資をしているので、藤巻氏のように

「将来インフレになる、円安に向かう」と言ってくれると嬉しくなってしまう。

これも、ついつい氏の本をほいほい買ってしまう理由である。





↓藤巻さんの最新作はこちら。




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日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日 (光文社ペーパーバックス)


評価(5段階評価):★★★


フォーブス誌の記者などを務め、日本に詳しいベンジャミン・フルフォード氏の2002年の著作。


タイトルの「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」というのは、

2002年にアルゼンチンが国家破産状態(デフォルト)に陥ったことに由来する。

(「資産運用のカラクリ」シリーズの安間伸氏風に表現すれば、「日本がええじゃないかダンスを踊る日」となる。)


アルゼンチン通貨ペソは大暴落し、政府といえどもマーケットの力には逆らえないことを示した。

アルゼンチン経済の大崩壊が明日の日本の姿だと氏は主張する。


・不良債権に巣食うヤクザ

・表層しか書かないメディア

・構造改革といつも掛け声だけで終わる改革


などが、1,000兆円とも言われる日本国の財政危機と、

少子高齢化や制度設計ミスなどから破綻が懸念される年金とあいまって

日本の大崩壊を警告する内容である。


どうなるかは誰にもわからない。

わからないが、日本が目前に抱えている危機は、ざっくり言って


・少子高齢化時代の世界経済の中での生き残り策

・年金

・日本財政



と私は考えている。

この3つはそれぞれ深く関係している。


名案や起死回生の一打というのはなかなか考えにくい。

なぜなら、これらは「これまでのツケ」であり、いつかは処理しなければならないからだ。

ソフトランディングの方法を模索するくらいしか手はないかもしれない。

しかしこれを考えていかなければこれからの日本の10年は無い。


ところで、ベンジャミン・フルフォード氏についてはまだよくわからないことがあるので

この著作自体の評価は★★★とするが、

他の最近の著作も読んでみたいと思う。


普段日本国内の表層メディア(新聞、雑誌、テレビ)が主な情報源だと言う方は、

氏のような本を読むことで、いかに自分が偏った言説にしか触れていないか気づくだろう。

そういう意味ではいい意味でのカルチャーショックが得られる。





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勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践


評価(5段階評価):★★★★★


私の大好きな勝間和代さんの最新刊。


ビジネス頭に必要な、以下7つの力を教えてくれる。

・論理思考力

・水平思考力

・視覚化力

・数字力

・言語力

・知的体力

・偶然力



勝間さんは旺盛に著作を重ねている。

しかし、その内容はほとんどかぶらず、毎回新しい発見がある。

たとえば今回も、「年収10倍」シリーズとは別物である。

このような力をさらっと身につけている勝間さんだからこそ、

年収が10倍になったのだろう。


物事をわかりやすく説明できるというのは能力である。

私自身も仕事でそのような能力を求められていて、

いつも紙にどのようにシンプルなわかりやすい言葉で伝えるか、

どのような図表を使うべきか、頭を悩ます。

人に物事を伝えるには書く内容の数倍~10倍は自分自身が

理解していなくてはならないから、その面で勝間さんは

このビジネス力を完璧に使いこなしているのだろう。


さらに、勝間さんはこの著作でChabo!というCharity book programに参加した。

これにより、印税の20%がNPOのJENに回り、

アフガニスタンの学校建設等に充当される。

つまり、勝間さん自身も進化を続けているのである。


本当にすごいことである!

勝間さんのこれまでの著作は全て所蔵しているが、

どの本も勉強になる。

このような本に出会える私は、斉藤一人さん風に言えば「ツイてる!」に違いない。


超おすすめ★★★★★





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燃える氷 高任 和夫

評価(5段階評価):★★★


珍しく小説の書評です。


メタンハイドレートについての記事を以前書きましたが、

ググってもこれについての公開情報があまりないので、

小説でメタンハイドレートを扱っているものを探して読んでみました。


小説とはいえ、メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム の

フェーズ1,2、3と段階を追って開発が進んでいく様子や、

資源エネルギー庁内部の様子など、

実態とかなり近い形で書かれており、よく取材されていると言える。

警察小説などもたまに読むが、かなり実態に近いと思われる内容が

書かれていることがあり、下手にナマの情報に触れるより実態が掴めることがある。


物語はメタンハイドレート採掘の商業化目前で東海地震が発生し、(メタン採掘が

地震を誘発したらしい)

さらに富士山の300年ぶりの噴火も引き起こして日本沈没に向かう。


ストーリー展開の妥当性はともかくとして、

危機管理や資源開発にひそむ危険性を指摘しているという点で

なかなか面白い。


小説で知りたいことを勉強するというのも一石二鳥でおすすめ。

この小説家(商社出身らしい)への評価が定まっていないので★★★とするが、

メタンハイドレートに興味がある方は読んでみるとよいだろう。





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お金のIQ お金のEQ (サンマーク文庫)

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)


本田健さんが、お金のEQについて解説されています。

お金持ちになるには、ロバートキヨサキの言うようなファイナンシャル・インテリジャンスだけでなく、

お金に関する考え方を見につけなければならない、としている点が興味深いです。


受け取ること

感謝して、心から味わうこと

信頼すること

分かち合うこと



が、その基本となるEQだそうです。


「神との対話」でも、筆者のお金に関する考え方が混乱しているから、

お金持ちになれないのだ、という場面があったことを思い出しました。

評価(5段階評価):★★★★★







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夢をかなえるゾウ

評価(5段階評価):★★★★★


本屋に山積みになっているから手に取ったことがある方も多いだろう、「夢ゾウ」。

著者は1976年生まれというから私と同い年の水野敬也氏。


まぁともかく、面白い。

インドのゾウの神様であるガネーシャが、わけのわからない関西弁で成功する

秘訣を教えていくというストーリー
なのだが、これがよく練られていて、

ぐいぐい引き込まれる。


しかしこの本の本当のスゴさは、ストーリーの面白さではない。

巻末などを見ればわかるが、世の中にある「成功法則」のエッセンスを、沢山詰め込んでいるのだ。

裏を返せば、水野敬也氏はこれらの成功法則の類を全て盛り込めるようにストーリーを

つむぎだしたということであり、行き当たりばったりでストーリー展開をしているわけではない。

私は成功法則の類は結構読んでいるので、この本を読みながらピンと来た。


楽しみながら成功するヒントが得られるというお得な本である。

というわけで、超おすすめ★★★★★とする。

ちなみに、テレビドラマ化されるようだ。(が、我が家にはテレビがないのであまり関係はない。)


それから、他の水野敬也氏の著作も実はいろいろと取り寄せてみたが、

はっきり言うと完成度がイマイチだった。

まだ若いせいか試行錯誤ということなのだろう。完成度でいうならこの本がピカ一である。






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(1) ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇

(2) ホントは教えたくない資産運用のカラクリ2 タブーとリスク篇

(3) ホントは教えたくない資産運用のカラクリ (3) 「錬金術入門」篇


評価(5段階評価):★★★★


この本は、友人のnatural waveさんからご紹介いただいた本。

早速全3冊を注文し、読んでみました。


著者はトレーダーなどを経て、ファンドマネージャーの安間伸氏。


実はこの本は(1)が一番難しい。

というのは、(1)が述べているのが税制度だからだ。

そして、日本の投資税制は、非常に複雑だ。

私もFX(為替)や株の経験があるが、いろんな制度がごちゃまぜになっていて、

わかりにくいことこの上ない。

しかし、税制をきちんと理解しなければ投資利益を上げてもほとんど儲からないことも事実。


(2)は投資の話、「高金利通貨はオトクというウソ」などが勉強になる。

「日本がええじゃないかダンスを踊る日」も、預金封鎖などの政治リスクを

面白く伝えてくれている。


(3)はビジネスの話。裁定取引の仕組みが、すっきり頭に入る。


具体的な投資銘柄がわかるわけではないが、(そもそもそういう本は本が出た時点で

世間に情報がオープンになってしまうので、意味がなくなってしまうのだが)

投資の根本的な仕組み、儲けの源泉を勉強したい人には格好の教材と言える。


それぞれの本は完結しているので、(2)か(3)から読んで、

最後に(1)を読むという読み方も悪くないと思う。









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2分以内で仕事は決断しなさい―スピード重視でデキる人になる! 吉越浩一郎

評価(5段階評価):★★★★


トリンプインターナショナルを18年連続増収・増益に導いた吉越浩一郎社長による著。

早朝会議を活用したスピード経営で知られ、他にも何冊も関連書籍が出ている。

同社では、毎朝8:30から課長以上の幹部全員出席のもと、

1案件2分のスピードでどんどん意思決定を行っていく。

これを可能するには、各案件を担当する者の事前準備が欠かせない。

吉越社長からどんなに突っ込まれても可能になるように、

あらゆる質問に準備しておかなくてはならない。

そして、あらゆる案件について、基本的にデッドラインは翌朝の早朝会議まで。


このようなやり方はキツすぎてついていけない、と思うだろう。

私も正直ここまでは自分の会社ではできないな、と思ってしまう。

ところが、トリンプは「残業全面禁止」なのだ。

無論、主として女性用下着などを扱っている会社なので、女性社員を大切に

するためにということもあるだろう。

それにしても、残業禁止というのは極端だ。


しかし、残業なんかしなくても、日々の業務をスピードアップさせることで

普通以上の、いや卓抜した業績を上げることができている。


実はわが社でも「超過勤務・残業の縮減」は大きなテーマで、

最近は原則水・金曜日は定時退庁デー、それに加え

各部署で月に1日は「完全定時退庁日」を設けている。

しかし、トリンプのように時間になったら電気が消えてしまうとか

いう工夫をしていないから、仕事が残っていれば相変わらず残業してしまう。


残業を減らすために個人の単位でできることもあるが、

根本的には仕事のやり方を全面的に改めないと何も変わらない。

その観点でヒントになる本ということは確かだ。






他に私が読んだことがある本もついでに挙げておく。

「残業ゼロ」の仕事力


デッドライン仕事術 (祥伝社新書 95)

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おいしいハンバーガーのこわい話 エリック・シュローサー

評価(5段階評価):★★★


先日BOOKOFFで衝動買いした本。

私はマック中毒でも何でもないが、ごくたまに無性に食べたくなることがある。

(その後でやっぱりやめておけばよかったと反省したりするのだが。。)


ハンバーガー業界は、明確に子供をターゲットにしている。

子どもの舌にハンバーガーの味を覚えこませれば、大人になっても食べ続ける。

忠実なリピーターになってくれるからだ。

さらに、子どもは一人でマクドナルドに来るわけではないから、ついでに

親や兄弟なども連れてくる。ますますお客が増える。


だが、言うまでもなくハンバーガー、ポテトやコーラはカロリーのとても

高い食べ物で、米国ではマクドナルド相手に肥満になった少年が訴訟を起こしたりしている。

マクドナルドで使われるチキンは、「最大限の効率化」のために、

むやみに太らされたりしている。品種改良は当たり前で、太りすぎて自分で歩けない鶏、

心臓病になる鶏も沢山いる。

牛だって似たようなものだが、牛を切り刻むための従業員は鋭利なナイフ

を持ち、一日中ひたすら切り刻む(8時間に1万回ナイフをふるうらしい)。

その中では当然労務災害も多い業界だ。


当然ながら、そんなことはいち消費者のほとんど知らないことである。

しかし、食生活というのは健康に重大な影響を及ぼす。

自分の食べるものくらいは知っておきたいものである。


(主な内容)

・ハンバーガーはこうして生まれた

・子どもは大事なお客さま

・マックジョブってなんのこと?

・フライドポテトの秘密

・スカッとしない清涼飲料の話

・牛や鶏はどんな目にあってる?

・ファストフード中毒

・きみたちにできること






↓関連商品。イギリスにいるときに、大学のレンタル屋で借りて見た。

毎日、毎食、マクドナルドで食べるとどうなるかという人体実験。

どんどん病気に、肥満になっていく。見ていてつらいDVDである。

スーパーサイズ・ミー



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普通の人がこうして億万長者になった――一代で富を築いた人々の人生の知恵 (講談社+α文庫 (G166-1)) (講談社+アルファ文庫 G 166-1)

評価(5段階評価):★★★★★


「ユダヤ人大富豪の教え」などの著者として知られる本田健氏による作品。

日本の億万長者(というか高額納税者)1万2000名をアンケートで調査して浮かび上がった知恵。

(高額納税者というと斉藤一人さんがアンケートに回答したかどうかは気になりますが^^;)


一般的な常識とは裏腹に、投資やビジネスの小手先なテクニックはそれほど重視せず、

億万長者は愚直に誠実に自分の大好きな仕事に打ち込み、

質素な生活を営み、健康と家族・友人関係を大切にしている
ことがわかります。


億万長者は当然ながら日本の中では少数派なので、彼等の価値観をどこかで目にする

ということはなかなかないことですので、この調査自体非常に貴重なものだと思います。


(主な内容)

・自分が大好きで、人に喜ばれることを仕事にする

・誠実、健康、幸運、自己判断がミリオネアメンタリティ

・幸運は偶然ではなく自分で引き寄せる

・危機を乗り越えて進む

・周囲から応援される人になる(300人に応援されればビジネスは成功する)

・メンターから学ぶ

・パートナーとの信頼関係

・子供に様々な経験を積ませる

・長期的な視野を持つ 等




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友人の池田君が、2年間の米国留学を終えて帰国する。

彼をスピーカーに、報告会を開催するので、その案内について、彼自身のブログから

コピーし、以下にご紹介する。

かなり面白い会になると思うので、ご興味のある方は申し込みをお願いします。


申込アドレス staff@crossover21.net
(私はスタッフとして参加しますので上記アドレスまで申し込みの際は自動的に通知されます)


---

 「ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ」読者の皆さんへ

 2002年の立ち上げ以来これまで6年間にわたり共に活動を続けてきた「官民協働ネットワーク Crossover21」の仲間たちが、この度、僕が2年間の留学経験について皆さんにご報告する機会を用意してくれました。

 ブログ読者の皆さんがお気づきの通り、2年間で大理論を発見した訳でも、最先端の知識を身につけた訳でも全くないのですが、少なくとも、これまでの人生で「目から鱗が最も落ちた期間」であることは間違えありません。

 ケネディスクールの内外で得た様々な気付きを皆さんと共有し、そして何より、これまでのネットを介してしかお話ができなかった皆さんと、直接語り合い、お互い刺激を与えあうことのできる機会にできればと思っています。

 下記に詳細を記しましたので、お時間のある方は是非お越しください。

  * * * 

【日時】6月29日(日)15:00~ 報告会(3時間程度)

18:00頃~ 懇親会


【場所】銀座会議室3丁目2階(A会場) (地図:http://www.kamipa-kaikan.co.jp/ginza/access.htm) ※懇親会は近辺の飲食店で行いますが、場所は追ってご連絡します。

【参加費】報告会 一人1000円(会場代) 

  ※懇親会の費用は別途頂きますが、4000円程度を予定しております。


【お申込】下記アドレス宛に、①お名前(ふりがな)、②ご所属、③懇親会のご出欠をお送りください。

  申込アドレス staff@crossover21.net

※ 懇親会のみご参加予定の方は、その旨ご記入ください。  懇親会の会場等は別途ご連絡いたします。
※ 会場に限りがあるため、定員に達し次第、締め切らせて頂きます。お早めにお申し込みください。


【報告会の内容】「ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ -官民協働の交差点から-」
 

概要:世界87カ国から国籍・職業・文化・宗教の違いを超えて学生が集うハーバード・ケネディスクールから、ハリケーン・カトリーナの被害が未だ色濃く残るニューオリンズから、インドの村々で展開するマイクロ・ファイナンス・ビジネスの現場から、そしてHIV/AIDS孤児たちがくらすケニアの孤児院から・・・

 2006年7月から2008年6月までの2年間の留学生活で出会った様々な人々との会話、協働を通じて培った気付きを共有していきます。
  
○ 前半:新時代の官民協働のあり方について考える (プレゼン:約50分、質疑応答・フリーディスカッション:約30分)   

 災害復旧、貧困の解決、公衆衛生、環境問題、教育など政府だけでは対応しきれない社会の問題を解決していくための官民協働(Public Private Partnership)の可能性そしてリスクとは?
 ハーバード・ケネディスクールでの授業やアメリカ・インド・ケニアでの実務経験を通じて得られた問題意識を下に皆さんと考えていきたいとおもいます。
 
○ 後半:日本について考える (約プレゼン:50分、質疑応答・フリーディスカッション:約30分) 
    
 国際的にみた日本の強み、弱みとは何か?「Japan as Number one」の著書で知られるエズラ・ボーゲル教授主宰の「ハーバード・松下村塾」での2年間の学びを通じて得た新たな"メガネ"を通して母国日本につ
ションの後に、フリーディスカッション  を予定しております。皆様のご参加をお待ちしております!

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効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

評価(5段階評価):★★★★★

最近よく本屋に山積みになっている、勝間和代さんの本。

この本の中でもっとも私が驚き、かつ参考にしたのが

■月100冊、15万円使う私の読書法

だ。


実は私は勝間さんの本に出会う前、

「本の値段というのはあらゆるモノの値段の中で格段に安いのではないか?」

と真剣に悩んでいた。


悩んでいた、というのはおかしいが、

本をバンバン買うのには、やはり長年の習慣からか、抵抗があった。


たった1冊の本でも、人生を変えてしまうくらいの

インパクトがあることがある。


そのような本がたったの1,000円とか1,500円で買えてしまうのだ。

人生を変えるほどの衝撃はなくても、一生かかっても自分に思いつかない

ような考え方に出会うことは、よくある。

考え方によっては、1冊の中のほんの一言、一行が自分に役立つのであれば、

それだけで儲けものだ。


これを勝間さん流に言えば、こうなる。

「本というのは出版する著者の自己実現にからむメディアなので、

たとえ内容が文字通りライフワークであっても、安いのだ」


私はこの考え方に出会って、目からウロコが落ちる思いがした。

もう本代のためにケチるのはやめよう。と決意した。


さらに私の読書熱を高めていることがある。

それは、

・家にテレビがないこと

だ。

帰国後、テレビのない生活をしばらく続けていたら、

それで何の問題もないと気づいてしまった。

もともとイギリス滞在中に日本で流行りのお笑い芸人やら芸能人のことは

すっかりわからなくなってしまっているので、今更追いつく気にもならない。

このことで、日本人が1日平均3~4時間見ているテレビ視聴時間を、

私は読書に回すことができる。

(ちなみに勝間さんは新聞やテレビなどのマス情報からは新鮮な情報や考え方は入手できないので、

極力避けるべきだと主張する。)


私はアマゾンで週に2~3回何らかの本を注文しているが、

やはりマーケットプレイスの中古本を多く注文する。

さすがに勝間さんのように15万円かけると、家計が破綻してしまうので・・・^^;




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斎藤一人 人生の問題がスーッと解決する話―「好かれる習慣」「成功の口癖」…たった30秒! (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)

評価(5段階評価):★★★★

齋藤一人さんの10人弟子の一人、小俣和美氏による著。

ひとりさん本人ではなく、弟子の目から見たひとり哲学だからこそ、

そのすごさがわかる部分がある。


「ツイてる!」と1,000回唱えると運気がよくなる、

など一般には荒唐無稽のような教えが多いが、

実は自らにポジティブな言葉を吹き込むように心がけると

結果もポジティブになることは、

大哲人である中村天風先生が言っていることでもある。


また、親子、兄弟は魂のレベルの人生修行という点については

前世・生まれ変わりの科学者飯田史彦氏の「生きがいの創造」で

言っていることと共通である。


ひとり哲学はとてもわかりやすい。

そして、一見何でもないように見えるが、奥深い。


ひとり哲学を利用する立場としては、簡単すぎて忘れてしまうくらいである。

しかし、幸いながら、ひとりさんの本は、本人、弟子が書いている分を

含めれば大量に存在する。

何冊か手元に置いておき、たまに(何冊かに1回のペースで?)読むと、

ちょうど忘れた頃に頭に入る、といった効果があるかもしれない。

他の人がどのように齋藤哲学を勉強・実践しているかは知らないが、

とりあえず私はそのような方針で行こうと思う。

(そして、この小俣さんの息子がまた斉藤一人さんの本を買いえているらしいので、

その本もすかさず注文した。)




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小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略

評価(5段階評価):★★★★


誤解を恐れずにまとめてしまうと、

・あなたが企業する場合は「大企業」の戦略ではなく「零細企業」の戦略を持て

・商品を絞れ

・客を、エリアを絞れ

・営業は数をこなせ

・お礼葉書を書け

・長時間労働をせよ

といった内容の本である。


経営本には数多くあるが、その多くは成功した大企業の社長さんや、

学術的なもの、もしくは「会社設立方法」などであって、実践的なものは数少ない。



と書いてきて思い出すのは、神田昌典さんである。

神田さんのエモーショナルマーケティングは、零細企業、中小企業にこそ

強力に作用するだろう。

この本の後半部分は神田さんにつながる部分はかなりある。


ところで、私がこのような経営本を読むようになったのはMBAを取得したことが大きい。

MBA前は、このような本は読まなかった。

ビジネススクールでのケーススタディやクラスメイトを通じて、起業の情報や

楽しさを吸収してきた。


自分が起業するかとなるとそれはまた別でそんなに簡単な話ではないが、

少なくともこういうビジネスの知識は、投資をやる上でも役に立つ。

しかも現代はネットビジネス全盛で、アフィリエイトなどを起業に数えるならば、

起業家の数は想像以上に多い。

在庫なし、店舗なし、従業員なし(自分ひとり)、借金なし、仕入れなしの

ノーリスクでネットビジネス起業できるのだから、アントレプレナーにとっては

夢のような世界に違いない。


追伸 この本はなかなか面白かったので、(しかもすぐに読めてしまうので、)

早速次ぎの「小さな会社」シリーズを2冊注文した。




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ヒラリーをさがせ! (文春新書 617)

評価(5段階評価):★★★


著者の横田由美子氏は、官界、政治界に身を置くフリーライターである。

前作 私が愛した官僚たち でも思ったが、まず、本のタイトル付けがうまい。

前作は誤った期待を元に手にとった方がいたかもしれないが(?)、

氏が取材で出会った若手官僚、その多くは脱官僚の政治家や企業家だったりするのだが、

彼等の生態、考え方を浮き彫りにすることで新しい官僚像を描いた。 

(ので、氏と官僚の恋愛などの記述はない。悪しからず)


本作は、丸川珠代、片山さつき、佐藤ゆかり、小池百合子、高市早苗、

野田聖子、蓮舫、高井美穂、太田和美の各氏の女性国会議員の取材から、

女性政治家の生態を描いたものである。

週刊誌以外でまともに女性政治家を扱ったものがそんなにないので、

各女性議員の人となりをサクっと理解するには役に立つだろう。

しかしながら、タイトルにあるような第二のヒラリーには誰が適切であるとか

といった考察は特になされていないので、その点に期待して読むと

期待はずれに終わるかもしれない。






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原油価格が高騰する現在、エネルギーの確保は重要な課題ですが、

日本近海には大量の「燃える氷」メタンハイドレートが埋まっていることはご存知ない方も

多いのではないでしょうか。


原油価格が高騰すると原油採掘コストが(相対的に)下がり、

(これが原油埋蔵量「あと何年」というのが信用できない理由なのですが、)

このことはこれまでの莫大な開発・採掘コストが全く採算ラインに乗らなかった

メタンハイドレートについても同様です。


つまり原油価格が上がれば上がるほど、メタンハイドレート採掘にとっては

朗報だということです。

だからと言ってエネルギー問題について楽観すべきではありませんが、

日本が世界最大のエネルギー大国になれば、これまでの常識は一変するでしょう。


今日はそのメタンハイドレートについても触れている、

北野幸伯氏のメルマガ「 ロシア政治経済ジャーナル 」についてご紹介します。

私が2年前から取っている、おすすめのメルマガです。


=== RPE Journal===================================================


ロシア政治経済ジャーナル No.521

2008/5/29号

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★新規購読者の皆様へ
はじめまして。RPE発行者北野です。RPEのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない、です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。
これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業幹部・
起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密にしておいてください。
3、RPEの広告は、北野が実際に購入した製品とは限りません。必ず★H
Pを熟読され、★自己責任で決定を下してください。
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★なぜ世界的エネルギー危機は不可避なのか?


全世界のRPE読者の皆さまこんにちは!

いつもありがとうございます。

北野です。

全然関係ない話から入りますが、アメリカの赤ちゃんは
オバマさん支持らしいですね。


いますぐ確認してみましょう。

http://jp.youtube.com/watch?v=WBuEqzGm3VA&feature=related
(1歳の赤ちゃんが「オバマに投票せい!」と両親を説得)


さて、読者の南さんから、


「ガソリンがあがってしんどいです。石油価格はどこまであがるの
でしょう?」


短期ではわかりませんが、長期では上がりつづけるでしょう。

説明します。


▼「投機資金が原油価格高騰の原因」ってなんですか?


原油価格は、短期と長期で見る必要があります。

短期の価格は投機資金の流れできまる。

長期の価格は需給関係できまる。

07年初60ドル台だった原油価格は、なんと130ドルを突破してしま
いました。

これは、普通のマクロ経済では解説できません。

だって、



アメリカ経済が減速する → 石油の消費が減る →原油価格は
下がる



となるはずでしょう。

しかし、そうなっていないのを「投機資金が・・・」と説明される。




<エネルギー白書>原油高騰は投機資金が相場押し上げ

5月27日10時48分配信 毎日新聞

政府は27日の閣議で07年度のエネルギー白書を決定した。

原油価格の高騰について、原油先物市場に流入する投機資金が
相場を押し上げていると指摘。

07年下半期の米国産標準油種(WTI)の平均価格1バレル=90
ドル程度のうち、需要と供給のバランスを反映した実勢価格は60
ドル程度で、3分の1の30ドル程度は投機資金による押し上げと
する分析を明らかにした。>



需要と供給のバランスを反映した実勢価格は60ドル程度だそうで
す。

後は投機資金による押上げだと。

で、なんで投機資金が原油市場に流れ込んだのか?



<白書は原油高騰について、アジア諸国の需要が増加している
ほか、米国の低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムロー
ン)問題の影響で、金融市場からの原油市場への流入が急増してい
ることが要因と指摘した。>(同上)



「(サブプライムローン)問題の影響で、金融市場からの原油市場へ
の流入が急増している」と。

なんとなく見えてきました。

もう少しわかりやすく補足しましょう。

世界の株式市場は6500兆円、債権市場は5700兆円。

これに対し、世界の原油価格決定に大きな影響を与えるNY原油
先物市場は、たったの15兆円。

つまり投機資金がシフトしてくると、グワ~っと価格が上がってしま
うのです。

では短期的に原油価格はどうなるのでしょうか?

これは短期の株予測と同じで、なんともいえません。

ただ、お国の将来を考える場合は長期、つまり需給関係がこれか
らどうなるかが大事。


▼なぜ世界的エネルギー危機は不可避なのか?


私は常々、「『食糧』と『エネルギー』を100%自給するべきと主張して
います。

今までだいぶ笑われましたが、食糧とエネルギー価格の高騰で、最
近は「昔批判してすいません」とワビのメールが届いています。

ここから「ぶった斬り日本問題」を引用します。


●引用ここから



「まず、自給が必要な理由から説明していきます。

長期的に見ると、世界的エネルギー危機が起こる可能性が高いの
です。


第1の理由は、食糧と同じ。

人口が年8000万人増えている。


これは、エネルギー需要が年8000万人分増加していくという意味
です。


第2の理由は、世界経済が拡大していくこと。

年間8000万人子供が生まれても、皆原始人のような生活をしてい
れば、エネルギー消費は増えません。

しかし、彼らは将来、家・テレビ・パソコン・自動車等々を買う。

これらは全て、作るにも使うにもエネルギーを必要とします。

当たり前の話ですが、経済が拡大すれば、エネルギー消費は増加し
ます。

現在代表的なエネルギー源である、石油の消費を見てみましょう。

米エネルギー省によると、一日あたりの世界石油消費量は、2000年
の約7700万バレルから、05年には8500万バレル、10年9400万
バレル、15年1億200万バレル、20年1億1000万バレルと増加しつ
づけていきます。


石油消費量が特に急増していく見通しなのが、成長著しい中国とインド。

同省のデータによると、中国の石油消費量は、1999年の日量430万
バレルから20年には1040万バレルまでに2.5倍増加。

それまで年平均4.3%のスピードで増えつづけていきます。


インドは、1999年の日量190万バレルが2020年には580万バレル
に3倍化。

年平均の増加率は5.4%。


アメリカは、1999年の日量1950万バレルが2020年には2580万バ
レルに。

2020年の時点でも、世界一の石油消費大国にいすわりつづけます。


30年の予測では、中国の消費量は日量1500万バレル。

アメリカは2760万バレル。

アメリカの世界需要に占める割合は23%で依然として首位。

中国は13%で2位。



第3の理由は、新エネルギーの普及が進まないこと。

2000年の時点で、石油は世界のエネルギー消費の39%を占めていま
した。

2位は石炭で24%、3位は天然ガス(22%)4位原子力(6%)とつづきます。

2020年にはどうなるのでしょうか?

37%が石油。

20年間で2%しか減らない。

減るといっても、エネルギー消費全体内の割合が減るだけで、量は前
記のように増加しつづけていきます。

2位は天然ガス(29%)、3位石炭で22%。

残り12%の中に原子力、水力、風力、太陽エネルギー、燃料電池など
が含まれる。


1996~から2020年まで、石油消費量は年平均1.8%ずつ増加して
いく。

天然ガスは同期に、年平均3.3%づつ増加、石炭は1.7%、原子力は
マイナス0.4%となっています。

おわかりでしょうか。

新エネルギーと期待される、風力・太陽エネルギー・燃料電池を全部あ
わせても、20年の段階で全エネルギー消費の5~6%にしかならない。



第4の理由は、石油が枯渇する日が近づいていること。

カナダ、ベトナム、イギリスは5年後(2012年)に枯渇しはじめる。

ノルウェーは7年後、アメリカは10年後、トルクメニスタン11年後、ロシア
18年後、メキシコ20年後、カザフスタン26年後、ナイジェリア29年後、カタ
ール54年後、サウジアラビア84年後、クウェート126年後、イラク127年
後。

もちろん石油は地下にあるものですから、正確な数字はわかりません。

上の予測も当たるかどうかわかりません(例えば、メキシコ政府は07年3
月、同国の石油は後9年で枯渇すると発表した)。

いずれにしても、消費量が増えつづけることを考えると、2040年頃には
深刻な問題が起こってくるでしょう。

そうなると、石油の値段は、長期的に上がりつづけることになります。



石油価格は、投機筋の動きで上がったり下がったりします。

しかし、長期的には中国、インド、その他の国々の経済成長が理由で、上
昇しつづけていくでしょう。

次の段階は、石油が枯渇してくる。

そうなると、石油、天然ガスが集中している、中東、ロシア、カスピ海、南
シナ海で取りあいが起こる。

アメリカが「大量破壊兵器のない」イラクを攻撃した。

全然資源がらみでないと考えるのは、平和ボケです。

特に、アメリカと中国が将来、激しい資源獲得競争を繰り広げることにな
るでしょう。


日本は、どうすればいいのでしょうか?

平和を希求する日本は、アメリカや中国のように力で資源を確保す
ることはできません。

ですから、日本はエネルギー自給率100%を目指すべきなのです。

どうやって???



▼メタンハイドレートが日本を救う


「脱石油」というと、まず皆さんの頭に浮かんでくるのは「原子力」でしょう。

しかし、ロシアに住む私は、チェルノブイリ原発事故の被害にあった
人たちの悲惨な状況をよく知っています。

国土の狭い日本に原発をドンドン建てるというのは、お薦めできません。

そして、風力、太陽光発電、燃料電池もなかなか普及が進まないと
いう予測。

日本に救いはないのでしょうか?


あるのです。

それがメタンハイドレート。

簡単にいうと、「凍結状態のメタンガス」。


メタンハイドレートは、メタンを中心に周囲を水分子が囲んだ形にな
っている物質です。

永久凍土や海底に存在していますが、ほとんどは海底にあります。

メタンハイドレートの見た目は氷と同じ。

しかし、火をつけると燃えるので、


「燃える氷」


と呼ばれます。

1立方メートルのメタンハイドレートを解凍すると164立方メートルの
メタンガスになる。

石油、石炭と比較すると、燃焼時の二酸化炭素は半分ほど。

温暖化対策にも有効な新エネルギーで、燃料電池のエネルギーと
しても使えます。

アメリカ地質調査所とエネルギー省のデータによると、世界のメタン
ハイドレートは、陸域で数十兆立方メートル、海域で数千兆立方メ
ートル。

これは、世界天然ガス確認埋蔵量(145兆立方メートル)の数十倍。

天然ガス、原油、石炭の総埋蔵量の2倍以上といわれています。

まさに世界を救う新エネルギーといえるでしょう。

ここからが重要。

メタンハイドレートは日本周辺にたっぷりあることがわかっています。

アメリカエネルギー省によると、南海トラフ(東海地方沖から宮崎県
沖)北側に4200億~4兆2000億立方メートル。

地質調査所の調査では、南海トラフ、北海道周辺海域に、6兆立方
メートルが存在する。

これは、日本の天然ガス使用量の100年分(!)に匹敵します。

日本近海は、なんと世界最大のメタンハイドレート量を誇っている。

そのため、日本は石油枯渇後、世界最大のエネルギー資源大国に
なる可能性があるのです。

これは、眉唾でもトンデモ系でもありません。

ウソだと思う人は、政府に問い合わせてみてください。

そして、夢物語でもなく、政府、東京ガス、三井造船、三菱重工、日
立製作所、日石三菱などが、研究開発に取り組んでいます。

具体的には、01~02年に南海トラフで詳細なメタンハイドレート分
布調査が実施されました。

カナダのマッケンジーデルタでは02年3月、カナダ、アメリカ、ドイツ
の共同研究チームが、産出実験を実施。

世界ではじめて、地下天然メタンハイドレートからメタンガスを遊離、
地上で燃焼させることに成功。

04年、南海トラフ16地点で採掘が行われ、メタンハイドレートの存
在様式調査が実施されました。

今後、11年までに日本周辺海域で、メタンハイドレートからメタンガ
スを生産するための実験が実施されていく。

そして、2016年から実用化されていく予定なのです。

順調に行けば、日本のエネルギー自給率100%も不可能ではあ
りません。

●引用ここまで。


世の中には、予測できる未来と予測できない未来があります。

食糧とエネルギーは「予測可能な未来」

方向性ははっきりしているのですから、「無理だ!」「無理だ!」と
いわずに1%でも自給率を上げる道を模索していくべきでしょう。

ここではメタンハイトレードの例をあげましたが。

例えば、政府が主催して、毎年「風力発電・太陽光発電効率コン
テスト」を開いたらどうでしょうか?

そして、コンテストに勝利した発電機を国・県・市の施設(例えば学
校・市役所等)に設置していく。

いらん道路建設にまわす金を、クリーンエネルギーの普及と自給
率アップに使えばいい。

勝利した企業には大量注文が来ますから、死に物狂いで効率ア
ップに励むことでしょう。

効率がよくなれば、日本中の一般家庭も取り付け、


「あまった電気を電力会社に売って、副収入を得ましょう!」


なんて話もじゃんじゃん出てくることになるでしょう。


千里の道も一歩から。

(おわり)

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