「学校裏サイト」からわが子を守る! 安川雅史

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「学校裏サイト」からわが子を守る! 安川雅史



評価(5段階評価):★★★★  


仕事がらみの本。

著者は、全国webカウンセリング協議会理事長の安川雅史氏。


この本では、今の子どもたちの世界に広がっている様々ないじめ、たとえば


・「なりすましメール」による「バカ」「死ね」などのいじめ

・ケータイのカメラを使って下半身などを撮ってクラスにばらまくなどの陰湿ないじめ

・学校裏サイトへの誹謗中傷の書き込み、個人情報の暴露などのいじめ

・プロフと援助交際の関係

・ケイタイやネットなどのいじめによるひきこもり


などの実態を解説し、さらにカウンセラーとしての経験から、

こういった事態に子どもが巻き込まれたとき、また

巻き込まれる前に、どのような手段がとりうるか、

アドバイスするという構成になっている。


まず、我々の世代のいじめとは根本的に異なることを認識すべきだと感じた。

我々(アラウンド30?)は、せいぜい大学生になってからケイタイを使い始めた世代であり、

小中高ではケイタイを使ったいじめに遭遇することは物理的に不可能だった。

もちろんいじめ自体はいつの時代でもあるものだが、

昔は身体的に優れたものがそうでないものをいじめるという構図で、

かつ非常に外から見てもわかりやすいものだった。

現在は匿名の「なりすましメール」などを使って「きもい」「うざい」「死ね」などと

送りつけるなど、誰が加害者なのかわかりにくい。

また、そのメールをチェーンメールとして他人に転送しないと

今度は自分がターゲットになると脅されて転送するなど、簡単に加害に加担して

しまう点も問題だ。


さらに、不都合のある画像(たとえば、トイレで撮影された下半身の画像など)が

ばらまかれると、それを回収するのはほぼ不可能で、下手をすれば

一生消えない記録となって残ってしまう。

これらの点で、ケイタイを使ったいじめはかなり深刻である。


また、いわゆる「学校裏サイト」などは、「そんなに問題があるのだったら見なければいい」

と思っている人が多いが、実はここに書かれた書き込みが原因で、

就職先から内定が取り消されるケースなどがある。

(書き込まれた内容の事実関係が不明でも、企業は「安全策」を取って採用を断念する)



携帯をそもそも子どもに持たせないという取組をしている保護者や学校もある。

(子どもの年齢にもよる。現在、概ね小学校3割、中学校6割、高校生の9割が

携帯を保有している)


極端な取組にも思えるが、それくらい事態は深刻だということ。

より問題なのは、携帯を買い与える側の保護者が、自らのこどもが

携帯を使ってどのようなサイトにアクセスしているのか、全く把握していない

ケースが多いこと。

これは、自分が子どもだった時代には存在しなかったものなのだから、

そもそも想像するのも難しい。


現在子どもをもつ親たち、またこれから子どもを持つ場合には、

ある程度現在の子どもたちの世界に起こっていることについて、

しっかり認識していないと、子どもを守れない事態にもなりうる。



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2008/10/19(日) 12:00 | | #[ 編集]
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2008/10/19(日) 21:06 | | #[ 編集]
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