霞が関をぶっ壊せ! 高橋洋一

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霞が関をぶっ壊せ! 高橋洋一



評価(5段階評価):★★★


著者は元財務官僚の高橋洋一氏。

この本は、これまでの「郵政民営化」「政策金融民営化」「経済財政諮問会議の舞台裏」などと

異なり、安倍政権下での公務員制度改革の舞台裏を記したもの。


公務員制度改革は重要な改革であるが、

この本がこれまでの氏の本と違ってあまり響いてこないのは、

やはり

1)小泉政権と安倍政権の政権基盤の違い、

2)公務員制度改革のわかりにくさ(何が一体論点なのか?)

3)決着が着いていないこと(プログラムはされたが、今後の制度設計に負うところ大)

であることだからだろう。


個人的には公務員制度改革は必要だと思う。

天下りを待つばかりで仕事をしない人は別として、

若くて才能があるのに埋もれている人、

馬車馬のように働いているのに報われない人、

無駄遣いや非効率を改めようとしているのに制度や前例が壁となって困っている人、

こういった方々がきちんと実力を発揮できるようにすることが必要だ。

(もっとも、これをどうやってやるかという具体論となると、

喧々諤々の議論になるだろうが。。)


それから、公務員制度改革は若手には賛成する人間が多い。

年配になって定年が近くなればなるほど、天下りがちらついてくるからだろう。

(入省時に退職後の天下りを狙っているような人間は、稀である。)

そして、現役として意思決定権を持っているのは(残念ながら)年配者なのである。

このような単純な世代間対立を乗り越えなければ、

若くて才能のある者が活躍できるような改革にはなりえない。


--ここから引用--

内容紹介
省益あって国益なし――日本の官僚たちは、「わが省」の権益を守るためには、ありとあらゆる手を尽くします。なぜ彼らは、それほどまでに「わが省」に忠誠を尽くすのか。その秘密は、各省庁が退職後の再就職の世話をすること、つまり天下りあっせんにありました。この現状を打破し、官僚たちが「わが省」ではなく「わが国」のために働くようになるためには、公務員制度改革を進めて天下りあっせんを規制することが、何としても必要なのです。
公務員制度改革は、安倍・福田両政権での重要な政策課題となりました。その際、中川秀直・自民党元幹事長および渡辺喜美・行政改革担当大臣の政策ブレーンとして改革の設計図を描いたのが、本書の著者、橋洋一氏です。
この改革は、これまでの各省庁の人事制度や、政治家と官僚との関わり方を大胆に見直すものでした。これまでのやり方を変えたくない官僚たちは、総力を挙げて抵抗しました。「官僚すべてを敵にした男」、「霞が関埋蔵金男」として知られる橋洋一氏ですが、本書『霞が関をぶっ壊せ!』では、改革を進めた当事者として、いかにして官僚たちの激しい抵抗と戦い、公務員制度改革を実現していったのかを克明に記し、舞台裏の攻防をすべて明らかにしています。

著者について
1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年大蔵省入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を経て、現在、東洋大学経済学部総合政策学科教授、社団法人アジアフォーラム・ジャパン理事。
主な著書に、『新版 ケース・スタディによる金融機関の債権償却』(金融財政事情研究会、1993年)、『財投改革の経済学』(東洋経済新報社、2007年)、『さらば財務省!──官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社、2008年)、『霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」』(文春新書、2008年)等。

--ここまで引用--


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