日本国債 幸田真音

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日本国債〈上〉 (講談社文庫)
日本国債〈下〉 (講談社文庫)

評価(5段階評価):★★★★


初めて読む幸田真音氏の小説。


未達(みたつ)・・・国債の募集総額に対し応札額が不足すること。

日本国債のディーラーが遭った不審な交通事故により、直属の部下である朝倉多希が任された

翌週の入札で異常事態・・・未達が発生。

国の破産か!?日本発の大混乱が世界に拡大し、株安、円安もあわせた

トリプル安を演出。


もちろんこれはフィクションだ。

しかし、国と地方あわせて日本の国債残高が1,000兆円に達しようかとしている現在、

この問題は不気味にリアリティを伴ってくる。

最近になってムーディーズは日本国債の各付けを(なぜか)一つ上げたが、

http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPnTK012783520080630

当然ながらこれによって問題が解決するわけではない。


なにしろ、金利が5%上がれば1,000兆円に対して年間50兆円の利払いが(いずれは)必要となり、

これは毎年度の税収のほとんどを食ってしまうことになるのだ。

低金利の今、金利が5%上がることはあるのか?

過去の日本を見ればよい。70年代、80年代には6%や7%台の金利のときもあった。

経済が回復すれば金利は上げざるを得ない。(それに、長期金利はいずれにせよコントロールできない。)


日本国財政問題は今後の5~10年間の日本を拘束する大きなガンとなっている。

対応を誤れば、大変なことになるだろう。





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コメント
この記事へのコメント
どうもおひさしぶりです。

通勤時間によく小説を読んでいたんですが、
幸田真音さんは結構好きでよく読んでました。
そのため、代表作である『国債』は僕も以前読みました。


今は銀行などが国債を大量に買って、【未達】は過去に一回(?)しか起こっていませんが、
このまま日本の赤字財政が続けば、ほんとに誰も日本の国債に投資したいと思わなくなり、
【未達】が続けて起こるなんてこともあり得る話だな、なんて読んでいる時に感じました。


国債なんて地味なイメージしか持っていませんでしたが、
この本を読んで、まさに日本の政治・経済を支えている、
非常に重要なものであることを教えられた一冊でした。



(´ ▽`).。o とはいえ、利率が低いから自分は買わないけど。。


それではー
2008/07/15(火) 21:41 | URL | natural wave #-[ 編集]
おぉ~さすが、読んでいましたか。

かなり古い内容ではありますが勉強になります。

それどころか、置かれた状況は悪化するばかりで不安がつのります。

そうえいば、投資勉強会を開催します。

いつ引越しでしたっけ?(ここに書くなって。)
2008/07/17(木) 07:46 | URL | 管理人 #-[ 編集]
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