投資リッチの告白 上条詩郎

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投資リッチの告白 (Kobunsha Paperbacks Business 18)

評価(5段階評価):★★★


著者は大手英会話スクール、パソコン教室事業などを経て、ベトナム・カンボジア・タイを中心に

投資家活動をしている上条詩郎氏。


氏が第二章で述べる日本が抱える「カントリーリスク」。

それは国家破産のリスク。

ここで、第二章を要約してみます。


1.ロシアの場合
・1992年にロシア誕生。
・1998年に債務に対するモラトリアム(支払い停止)→ロシア国債デフォルト、国家財政の破綻
・「銀行預金の封鎖」により、預金、「金」、「米ドル札」は全て国家に没収 ※外資系銀行口座は封鎖から逃れる
・年率7,000%のハイパーインフレ→ルーブルの価値は1年で70分の1に
・1998年1月1日にデノミネーションを行い、旧1000ルーブルを新1ルーブルに切り替え
★ほとんどのロシア国民は損をし、資産を外貨に換えていた(海外の金融機関利用やドル紙幣の保有)富裕層のみ豊かになった。


2.アルゼンチンの場合
・1999年~ 隣国ブラジルに輸出国としてのポジションを奪われる 
・2000年~ 極度の経済不振で貧富の差拡大
・2001年  アルゼンチン政府がデフォルト宣言(1320億ドル=16.8兆円の対外債務)
・2002年  預金封鎖と40%のインフレ→1週間に250ドル(3万円)のみ引き出し、一ヶ月に海外送金1000ドルに制限
・       商店街襲撃、強盗、スリなどの犯罪増加
・       独自の民間通貨が流通。「物々交換のマーケット」も広がる
・       銀行業務が停止
※ロシア危機に端を発してブラジルは変動相場制に移行。ブラジルレアルの下落で輸出が伸び、アルゼンチンが不利になったことが原因といわれている。


3.日本の場合
・債務総額は約1,000兆円
・ロシアやアルゼンチンは「対外債務」、日本は「対内債務」がメイン
・日本でも1946年に戦後のインフレを沈静化する目的で預金封鎖を実施(金融緊急措置令と日本銀行券預入令)


このような観点から、上条氏は国内投資はリターンがほとんどないとし、

海外投資をすすめます。

投資家のマインド(しかも、まだ若い投資家)というのがよくわかる一冊です。


序章 なぜあなたは会社に行くの?会社にも日本にも「お金」、「自由」、「幸せ」はない!
1章 残念ながら、あなたが一属性でいるかぎり、他人との所得格差は広がっているだけ
2章 結論として、自国にこだわる理由が見当たらない。日本を見限る勇気を持て!
3章 あなたを投資から遠ざける壁、ジョニー式に解決します
4章 もう言い訳はできない。個人投資家への扉を開こう!




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コメント
この記事へのコメント
こんにちは
著者の上条です
●拙書を取り上げていただきありがとうございます

日本人の多くの方々に海外投資による各自の資産バランスを片寄りなく
持っていただきたいと願っています


ありがとうございます
感謝

上条
2008/08/04(月) 09:31 | URL | 上条詩郎 #-[ 編集]
わざわざご本人からコメントいただくなんて恐縮にございます。

触発されて、投資勉強会を始めました!

がんばっていこうと思います。
2008/08/05(火) 06:47 | URL | 管理人 #-[ 編集]
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